「バベル島」 若竹七海

(あらすじ)
イギリス・ウェールズ北西部。彼の地のアルフォンス伯爵は、島に「バベルの塔」を建設することに取り憑かれていた。60年の歳月をかけて完成した日、悪夢の惨劇が。
60年を隔てた2冊の日記が真実を明らかにする。(表題作)
幽霊が出るという噂のあるビル。将彦と髪の長い女性は急停止したエレベーターに閉じこめられてしまう。(「上下する地獄」)
鮮やかなプロットが光る単行本未収録作11編。

解説にもあるのだが、若竹先生の作品には常に怖さが付きまとっている。ユーモア溢れる話のはずなのに、どこともなく不気味なヒヤッとするものが感じられる。
若竹先生の最新作は、そんな先生のテイストが存分に楽しめる短編集です。

今回の短編集「バベル島」では、日常の怪異譚のような話が多く全体的にレベルが高く面白かったのですが、印象に残ったのは「人柱」「上下する地獄」表題作「バベル島」あたりですね。
いろいろなタイプの「怖さ」があって最後まで一気に読めました。

満足度 … ★★★★

バベル島 (光文社文庫)

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