「ブラジル蝶の謎」 有栖川有栖

(あらすじ)
美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。蝶の標本が天井に移されたのは何故か。鮮烈なイメージの表題作「ブラジル蝶の謎」、小指ほどの小さな鍵の本当の用途が秘書殺しの謎を解く「鍵」、密室から突如、霧のごとく消え去った若いカップルの謎に迫る「蝶々がはばたく」など。
おなじみ有栖川・火村コンビの名推理が冴えわたる傑作ミステリー全6編。「国名シリーズ」第3弾。


集中して本を読む時間がなかったので、「国名シリーズ」第2弾ながら長編の「スウェーデン館の謎」をとばして「ブラジル蝶の謎」です。

本職の作家さんに対して失礼ながら、短編が上手くなっていますね。発表順で言えば最も古い「人喰いの滝」はちょっとどうかなあと思いましたが、他の作品は最初の短編集「ロシア紅茶の謎」に比べて格段に短編として完成されています。
また、『蝶』の付くタイトルで始まり終わるところなど、短編集として工夫がなされており、面白く読めました。

満足度 … ★★★★

ブラジル蝶の謎 (講談社文庫)

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