「女櫛 花房一平捕物夜話」 平岩弓枝

(あらすじ)
巨大な権力の陰で殺人や悪事の限りをつくす旗本や老中、そして役人たち。
御目付、遠山金四郎景晋の配下、花房一平はこれらの巨大な悪を憎み、正面から敢然と立ち向かう。
人情の機微やさまざまの立場の人生模様を織りこみながら、一平の怒りを描く。
表題作ほか、5編を収録した短編集。


平岩弓枝先生の「花房一平捕物夜話」の復刻版第2弾。

短編の前半3話では、巨大な権力に翻弄される人々の悲哀を描いてるのだが、後半3話では、完全な人情物になっており、話の性質がまったく変わってしまっているため、ビックリさせられました。
前半と後半の執筆時期は3年ほどのブランクが合ったそうですが、ここまでテーマを変えてしまうのなら別に同じ主人公で続ける必要はなかったのでは?とつい思ってしまいました。

なお、上司の遠山金四郎景晋は、桜吹雪で有名な『遠山の金さん』こと遠山金四郎景元のお父さんです。

満足度 … ★★

女櫛―花房一平捕物夜話 (集英社文庫 ひ 1-11) (集英社文庫 ひ 1-11)

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