「にわか大根 猿若町捕物帳」 近藤史恵

(あらすじ)
芝居小屋が連なる江戸の猿若町。そこに上方から戻った人気女形が、なぜか突然大根役者になっていた。そんな折り、その女形の幼い息子が不審な死を遂げて・・・。(表題作「にわか大根」)
南町奉行所の定廻同心・玉島千蔭は、背も高く役者ばりの美男子、しかし、歌舞伎も見ず、酒も嗜まない堅物。その千蔭が最も信頼する岡っ引き・八十吉との名コンビで、次々に起こる事件に、千蔭の勘と推理力が冴え渡る。
軽妙と繊細が絶妙にマッチした、近藤史恵の真骨頂!


この作品は『猿若町捕物帳』のシリーズ第3弾のため、前の作品を読んでいないと人間関係などが分かりにくいところもあると思うのですが、前の2作は違う出版社で出版されているので今は手に入るのかなあ?
一応作品名と出版者の名前だけは載せておきます。
第一弾「巴之丞鹿の子」第二弾「ほおずき地獄」幻冬社文庫刊です。

著者は歌舞伎を題材にした作品も多く、このシリーズも江戸時代の後期の歌舞伎の町・猿若町を舞台にしています。著者にとっては唯一?の時代劇ですが、もっとも軽妙な作品となっていると思います。
特にこの「にわか大根」はシリーズ3作の中で、最も厚いのですがもっとも面白い作品になっているとおもいます。

満足度 … ★★★★

にわか大根―猿若町捕物帳 (光文社文庫 こ 34-2 光文社時代小説文庫)

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