「幽霊狩人カーナッキの事件簿」 W・H・ホジスン

(あらすじ)
電気式五芒星と古文献を駆使し、オカルトと科学を混合させて怪奇現象に挑む、名うての『幽霊狩人』カーナッキ。
彼が事件を解決するたび、私を含めた4人の友人が招かれて、彼の冒険譚と事件の顛末が語られるのだ。
被害者しかいない空間での死傷事件。不気味な口笛が響く部屋での怪談など、全作を新訳。
本邦初訳の1編を加えた全10編。


シャーロック・ホームズと同時期に書かれたという怪奇譚。
「礼拝堂の怪」「妖魔の通路」「月桂樹の館」「口笛の部屋」「角屋敷の謎」「霊馬の呪い」「魔海の恐怖」「稀書の真贋」「異次元の豚」本邦初訳の「探偵の回想」の全10編。
過去何度か本になっているそうですが、すべて新訳、一部改題で出版です。

この作品が普通の怪奇譚と違うのは、発生している怪奇現象を合理的に解き明かしてしまうことがあることでしょう。まあ、合理的といってもかなり強引な解釈で無理やりな終わらせ方をしているものもありますが、単なるホラーではない作品です。
ホラーがあんまり好きではない私も結構すいすい読んでしまいました。でもやっぱりアンバランスな妙な印象の残る作品でした。

満足度 … ★★★

幽霊狩人カーナッキの事件簿 (創元推理文庫 F ホ 3-2)

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