「花の下にて春死なむ」 北森鴻

(あらすじ)
年老いた俳人・片岡草魚が、自分の部屋でひっそりと死んだ。その窓辺に咲いた季節はずれの桜が、さらなる事件の真相を語る。(表題作)
他、駅の無料貸し出しの文庫本に挟まれた写真の謎。など、ビアバー『香菜里屋』のマスター・工藤が、謎と人生の悲哀を解き明かす全六編の連作ミステリー。


北森先生の作品は面白いのが多い、先月末の「マイベスト」では載せ切れていない作品が何点もあるのですが、この作品もそのうち一つです。

ビアバー『香菜里屋』のマスター・工藤が活躍するシリーズの第1作目。このシリーズは2作目3作目となるにつれて、ミステリー部分より作品の雰囲気のほうに重点が置かれていくような気がしますが、美味しい料理とミステリーというシリーズの基本部分はまったく変わっていきませんので、シリーズ通して安心して読めます。

ただ一作目は特に謎解きに無理があるんではないかと思ってしまう部分が有り、一部厳しい作品もありますが、まあ、雰囲気で読ませる作品なんで、OKとしましょう。

でもやっぱり減点-1
満足度 … ★★★★

花の下にて春死なむ (講談社文庫)

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