「メイン・ディッシュ」 北森鴻

(あらすじ)
小劇団『紅神楽』は、女優・紅林ユリエと座付き作家の小杉隆一を中心に、推理劇を得意とする劇団。
ある日雪の日、紅林ユリエは三津池修通称ミケさんと名乗る男と一緒に暮らし始める。恋人で同居人のミケさんは料理の達人にして名探偵。どんなに難しい事件でも、とびきりの料理を作りながら、見事に解決してくれる。
でも、そんなミケさん自身にも、誰にも明かせない秘密が・・・。ミステリ連作短編集。


連作短編のはずなのに、一見無関係な2つ話が話が交互に展開されるので、最初のうちはちょっと戸惑いますが、後半は見事にその2つの話が集約されていき、連作短編集なのですが、長編のような味わいのある作品です。

さらに北森先生の描く美味しで作ってみたくなる料理と、『裏京都ミステリー』に登場する『むんちゃん』の原型のようなキャラクター・小杉隆一がユーモアをかもし出し、北森先生の初期の代表作といってもいい作品になっています。未読の方は是非読んでみてください。

満足度 … ★★★★★

メイン・ディッシュ (集英社文庫)

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