テーマ:時代小説

「アイスクリン強し」 畠中恵

(あらすじ) ビスキット、チヨコレイト、アイスクリン、シユウクリーム、スイートポテト。南蛮菓子から西洋菓子へと呼び名が変わり、新たな品々が数多登場。 そんなスイーツ文明開化の東京で、孤児として生まれ育った真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。 菓子作りの修業に精を出したい真次郎だが、そこには今日もまた、甘い菓子目当てに若い元…
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「おそろし 三島屋変調百物語事始」 宮部みゆき

(あらすじ) 17歳のおちかは、川崎宿で旅籠を営む実家で起きたある事件をきっかけに、他人に心を閉ざし、江戸・神田三島町に叔父・伊兵衛が構える袋物屋『三島屋』に身を寄せ、黙々と働く日々を過ごしている。 ある日、伊兵衛はいつも碁敵を迎える『黒白の間』におちかを呼ぶと、そこへ訪ねてくる人たちから『変わり百物語』を聞くように言いつけて出かけ…
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「剣豪将軍義輝〈下〉流星ノ太刀」 宮本昌孝

(あらすじ) 永禄元年(1558)足利義輝は、政権の頂点に立つ三好長慶と和睦。 京の二条御所に落ち着き、将軍の威信は回復したかに見えた。が、七年後、長慶が病没。配下の松永久秀は阿波公方・足利義栄を担ぎ出し、義輝暗殺を画策した。 一方、義輝は盟約を結ぶ織田信長、上杉謙信らの同盟軍と倭冦の大船団とで久秀軍を挾撃、戦乱終息に向け壮大な奇…
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「剣豪将軍義輝〈中〉孤雲ノ太刀」 宮本昌孝

(あらすじ) 三好長慶に京を追われ、近江の仮御所に逃れた将軍足利義輝は、剣の道に志を立て、一介の武芸者・霞新十郎として、忍びの浮橋を従者に廻国修行の旅に出た。 倭寇の大物・五峰王直や美濃の蝮・斎藤道三に強烈な印象を抱きつつ、鹿島を目指す旅の途中、信濃諏訪社で武田晴信の側室を襲う熊鷹に遭遇、雨中の死闘となった・・・。 風雲急を告げる…
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剣豪将軍義輝〈上〉鳳雛ノ太刀

(あらすじ) 応仁の乱後、足利将軍の権威は失墜し下剋上の乱世を招いていた。 天文十五年(1546)、十一歳の菊幢丸は元服して名を義藤(後の義輝)と改め、父義晴から将軍職を譲られた。権威回復を図り、挙兵した義晴だったが、三好長慶一統の反攻に遭う。 近江に逃れる途上、旅の武芸者の手練の技を目撃した義藤は開眼、峻烈な武術稽古を始める。鳳…
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「もしかして時代劇」 宮本昌孝

(あらすじ) 嵐の中おこなわれた『ミス花らっきょうコンテスト』。 スターをめざす17歳の美雪は寒さと尿意に耐えて発表を待っていた。と、突如屋根が崩壊。大量の雨水に包まれた美雪は思わず排尿の快感に身をゆだねたが・・・。 一瞬の忘我の後、美雪は見知らぬ厠(かわや)にいた。そこは秀吉の軍勢に囲まれ落城寸前の越前北の庄城。しかも美雪は、な…
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「紅無威おとめ組 かるわざ小蝶」 米村圭伍

(あらすじ) 時は寛政。老中・松平定信が緊縮財政に躍起の時代。 ひょんなことから義賊・闇夜党の一味に加わった軽業師・小蝶は、頭領の幻之介に率いられ、発明家の萩乃、剣術使いの桔梗とともに田沼一族の隠し金強奪計画を決行する。 忍び込む先は・・・エッ、松平定信の下屋敷!?隠し金はなぜ定信の手元にある?幻之介の真のねらいは? 錯綜する状…
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「死ぬことと見つけたり 下巻」 隆慶一郎

(あらすじ) 藩主・勝茂の後継者に指名されたのは孫の光茂だったが、光茂は器量が小さく、藩内には支藩を中心に不満が渦巻いていた。 老中・松平信綱は、藩内の不満分子と結び、佐賀鍋島藩の解体を画策する。杢之助たちは信綱の陰謀を未然につぶそうと奔走するが・・・。 下巻は残念ながら未完になっています。残り3話で終わる予定だったようですが…
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「死ぬことと見つけたり 上巻」 隆慶一郎

(あらすじ) 佐賀鍋島藩浪人・斎藤杢之助は『死人』として生きる典型的な『葉隠』武士である。斎藤杢之助は『死人』となるため、朝目覚めると出来る限り詳細に己の死の様々な場面を想定し、実感することにより、毎朝一度死んでおく訓練をするのだ。 斎藤家は父・用之助の代で浪人となり、杢之助は馬方の家に居候していたが、日々『死人』として生きていた。…
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「かぶいて候」 隆慶一郎

(あらすじ) 徳川家光の小姓・水野成貞は、主君・家光を暗殺しようとした2人の刺客を誅殺した。2人の刺客が死に、刺客を放ったものへの糸も切れたかに見えたが、刺客の一人が死に際に漏らした言葉から、成貞は自分の家系に昔から因縁のある敵の存在に気づく。成貞は自らを囮にし事件の黒幕を誘い出そうとするが・・・。 表題作「かぶいて候」以下、短…
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「影武者徳川家康 (上・中・下)」 隆慶一郎

(あらすじ) 慶長五年、関ケ原。徳川家康は島左近の配下の忍びによって暗殺された。徳川陣営は苦肉の策として、家康の影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立て上げる。しかし、世良田二郎三郎は十年にもわたる影武者生活で家康の思考、兵法まで学び取っていた「いくさ人」でもあった。 関ケ原では見事勝利を収めた徳川陣営だが、徳川政権が樹立すると、影武者…
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マイベスト作家編 「第2回 隆慶一郎」

隆慶一郎先生の代表作というと、映像化され漫画化もされた「影武者徳川家康」や漫画原作として書かれたという「一夢庵風流記」(漫画名「花の慶次」)などになるのでしょうか。しかし、隆慶一郎先生の作品はすべて代表作になりえるものだと思います。実際、むかし何の雑誌か忘れましたが、隆慶一郎先生の代表作を選ぼうという企画で、相当に票がばらついたと書いて…
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「かく戦い、かく死す」 柴田錬三郎

(あらすじ) 立身出世のために妻も売り、主君を裏切った「斎藤道三」、 塚原卜伝から唯一秘伝を受けた武将・北畠具教と父から疎まれた兵法者・彦六の生き方を対照的に描いた「北畠具教」、 勝頼の従兄弟、武田信豊からみた武田家の滅亡を描いた「武田信豊」、 本能寺の変を演出したのは秀吉と上杉景勝の忍者?という「明智光秀」、 殺生関白といわ…
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「おれの足音」 池波正太郎

(あらすじ) 赤穂の浅野家の家老の家に生まれた大石竹太郎ことのちの大石内蔵助は、剣術はからっきし下手。子供のときから居眠りばかりししていたが、女の尻を追うことは大好き。そして、国家老になってからのあだ名は「昼行灯」。 出張で京都に行ってはあまり上等ではない遊女と遊ぶ毎日だったが、主人である浅野内匠頭が起こした事件により、平々凡々の毎…
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「夏雲あがれ」 宮本昌孝

昨日の「藩校早春賦」の続編にして、NHKのドラマ「夏雲上がれ」の原作です。「藩校早春賦」から約7年後を舞台に新吾たち3人が復活しています。 前作は、いくつかのエピソードが連なっていた作品でしたが、今作は長編です。前作にも登場した悪役・蟠竜公がまたもや暗躍し、新吾たちは藩を藩主を守るため戦います。新吾たち3人は人間的には成長のあとが…
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「藩校早春賦」 宮本昌孝

昨日の夜、NHKの時代劇「夏雲あがれ」がありました。思わずちょっと見てしまいましたが、なんかすごい下手。でも、原作を思い出す場面もあり、原作を読み返したくなりましたが、やっぱりシリーズの第1作「藩校早春賦」から読み返してみました。 さわやかですね。ほんと時代小説というより青春小説といった感じですが、設定が15、6歳の割りに主人公た…
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「見知らぬ海へ」 隆慶一郎

昨日、ランキングを作っていたら猛烈に読みたくなり再読してしまいました。「見知らぬ海へ」は徳川家康に仕えのちに水軍大将になった『向井正綱』を主人公にした小説です。小説自体は未完ですが、テンポの良さといい構想の雄大さといい他の隆慶一郎作品にも劣らないすばらしい作品だと思います。 『向井正綱』は魚釣り侍と揶揄され、徳川軍に父と義理の兄な…
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歴史・時代小説のマイベスト10

今日は月末なんで、歴史・時代小説から勝手に自分の好きな作品をピックアップします。 本当に勝手なベストテンなので苦情は受け付けません。 では、カウントダウン方式で、 第10位 ・・・ 「しゃばけ」シリーズ       畠中恵 著 人気シリーズですね。ミステリーだし、妖怪も出てきます。しかしちゃんとした時代劇だと思います。 …
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「元禄一刀流」 池波正太郎

「元禄一刀流」は池波先生の作品の中で、文庫に収録されたことのない中短編7作品を集めたそうです。(アンソロジーとして文庫に収録されたものはあるようです。) 収録作品は、「上泉伊勢守」「幕末随一の剣客・男谷精一郎」「兎の印籠」「賢君の苦渋」「かたき討ち」「奇人・子松源八」表題作「元禄一刀流」です。 個人的にお勧めは、「元禄一刀流」と「賢…
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「おねだり女房」 宮本昌孝

「おねだり女房」は「影十手活殺帖」の第2弾です。 「影十手活殺帖」は江戸時代、駆け込み寺として有名な鎌倉東慶寺の寺役人野村市助と、東慶寺門前の餅菓子屋の息子・和三郎の二人が活躍する連作短編の捕り物帖です。 サツマイモみたいな風貌ながら温かい人柄と慧眼を持つ野村市助と、忍者の末裔で武芸の達人さらに2枚目の和三郎が駆け込みの子細を探って…
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「大江戸妖美伝」 石川英輔

「大江戸神仙伝」シリーズの7作目です。 第1作がいつ出たのかよくわかりませんが、第1作の文庫が出たのが1983年ですから、24年たってますね。でもいまだに面白いこのシリーズの最新刊です。でたのはだいぶ前ですが、気が付いたのは最近でした。 ここ最近は、江戸に行ったきりの洋介といな吉の二人と江戸の町が楽しめます。 しかし、本妻の出来る…
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「まんまこと」 畠中恵

畠中恵さんの最新作です。 主人公の麻之助は遊び人でお気楽で、喧嘩が強い。でも根っこのところはまじめでやさしい。 根っこのところは畠中さんの主人公の共通部分なんでしょうかね。 麻之助の淡い思いもあり、親友との友情ありで江戸時代の青春ミステリのようになっています。シリーズ物のようなので、次回作が楽しみです。 「しゃばけ」シリーズ…
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「おんみつ蜜姫」 米村圭伍

一応は時代小説ですが、文体は軽いし内容も軽い。主人公の蜜姫よりも脇役のキャラが立っていて、どちらかというと大人向け(?)のライトノベルっぽい小説になってます。 だからか、大変読みやすいものになっていて、サラサラと肩もこらずに読めます。しかし、ちょっとくいたりないきも・・・。 満足度 … ★★★☆☆ おんみつ蜜姫
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